公共の宿とは

公共の宿とは国、地方公共団体、厚生年金、国民年金など公の機関が出資設立、運営している宿泊施設です。 さまざまな宿泊施設がありますが、お手ごろ宿泊料金でどなたでも利用できます。中にはこれが公共の宿かと 驚くほどの人気の宿もあります。

通称”かんぽの宿”と呼ばれるは簡易保険の加入者福祉施設は、簡易生命保険加入者の方を対称に設立されました。 保養施設（保養センター）、老人福祉施設（加入者ホーム）、総合健康増進センター、レクリエーション施設（レクセンター・総合レクセンター）、 会館などがあります。郵政民営化によりもはや公共の宿とはいえないかもしれませんが、旧公共の宿ということで 当サイトでは取り上げています。

厚生労働省が出資、設立し、財団法人日本勤労福祉センターや地方自冶体が運営している宿泊施設です。

財団法人休暇村協会が運営しているリゾート施設です。全国の３６か所の施設は国立・国定公園のなかにあり、 宿泊施設を中心にしたさまざまなレクリエーション設備がそろっているのが特徴です。

国家公務員共済組合連合会が出資、運営する宿泊施設で、一般の方も利用できるお手ごろ価格の宿です。

日本を代表するような景勝地にあり、現在、全国に155施設あります。また、安い宿泊料金でどなたでも利用できます。

全国の市町村職員共済組合が設立、管理、運営している公共の宿です。もちろん一般の方も利用できます。

”しがくのやど”は日本私立学校振興・共済事業団共済事業本部が設立、運営する宿泊施設です。どなたでもご利用いただけます。

政府管掌健康保険を資本に設立、運営されていて、ホールサムイン、ヘルシーパルなどという名前で呼ばれている宿泊施設です。 社会保険庁の管理です。

財団法人船員保険会が設立、運営する宿泊施設です。文字通り、ほとんどの施設は港の近くにあります。

日本の船員とその家族に対する福利厚生事業を行っている財団法人日本船員厚生協会が設立、運営する宿泊施設です。

これももう公共の宿とはいえないかもしれませんが、旧公共の宿ということで掲載することにしました。 名前の通り郵便貯金を資本にして設立、運営されている宿泊施設です。郵政民営化後も運営形態は変りません。

もともと、厚生省（現・厚生労働省）が被保険者、年金受給者等のために年金福祉事業団を設立し、 全国に13ヶ所運営していました。しかし、2005年12月までに地方公共団体や民間への譲渡が完了しました。 当サイトは民間へ移行されたものも掲載しています。